2012.06. 岐南町新庁舎等設計者選定設計競技(設計コンペ)
 岐阜県岐南町の「岐南町新庁舎」を計画したものです。
 「えんを結び輪が広がってゆく」をコンセプトに計画しました。

 まちの“へそ”というべきこの地に緑に覆われた阜(おか)をつくる。その一部に等高線をなぞったような三つの建築を置く。それらは曲線で構成されており威圧感がなく、柔らかく、空気も音も水も人も視線も受け流すような形をしている。まちの人は水や空気のように染み入るようにこの地に集まり、愉しんだり、情報の授受をしたりして戻ってゆく。三つの建築の向かい合う場所は流れが変わりコミニュケーションの場所となる。敷地の中央部分はお祭り広場。若い町の老若男女のエネルギーの集積所だ。駐車場部分もハレの日にはお祭り広場となる。みんなこの場でえん(縁、円、園)を結び輪をひろげてゆく。

 この地の計画、伸び行く新しいまちのシンボルとして日常の退屈さを紛らわすような愉しみ得る環境(例えば、公園デビューの公園)を、新たに縁を結ぶ契機となるような環境をつくることが相応しいと思うのだ。  三つの建物を結び上階への動線として計画されたブリッジはループ状となり、歩みを愉しむだけでなく雨や強い日差しから人を守り、お祭り広場と共に計画の象徴的な部分となる。三つの施設の日常的な機能、居住性、防災拠点としての性能等については当然十分に検討し、日常の快適さをローテクで得ることを最重点に考えた。
▲パース
模型1 模型2
模型3 模型4
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